同意してほしいんだね わかるよ わかるんだけどね そうだね いいね っていうのは 僕にとっては嘘なんだ 嘘をつくのはいいけれど 嘘をつかせられるのは嫌なんだ 僕自身に嘘はつけない なんて自分を騙すから 下手くそな愛想笑い どっちつかずな返事をするんだ ごめんね 悪いとは思ってないけど 君のいうこと ダメだとも思ってるわけじゃないんだよ 事実と評価の境目が曖昧で一方的で断定的で楽観的で悲観的で 元の形もわからなくなるほどに削ぎ落とした現実の断片を それが全てだと言わんばかりに引き伸ばして強調してるけど (ここまではまぁ 誰でもやっているよね) 問題はさ そんな意見の限界を 君がわかっていないふりして 僕にもわからないふりをさせようとしてくるところなんだよね わからないことはわからないっていう 誠実さすら捨てさせてさ 穴だらけのくせに 穴を指摘するのもバカだし 穴を無視するのも罪だし 現実の穴を塞ごうという気もない君の意見の穴なんか 君が現実を変えるために努力してるんだってポーズを見せたいと端から思ってなきゃ 僕のほうでも気にはしないんだけどさ 知らん顔して後で穴埋めするのは僕なんだよ はぁ これはお説教じゃないんだ 愚痴なんだ 友達なら愚痴ぐらい聞いてくれないかい? 君の愚痴なんか聞きたくないんだ って僕の愚痴を (されて嫌なことを他人にするな? そのとおり いいお説教だね!) ほんとうに言いたいことはそんなことじゃないんだよね それはわかるんだけど ごめんね 君自身がほんとうに言いたいことを探しているんだよね それもわかるんだけど ごめんね 「ほんとう」ってなんなのか わかんなくなってきちゃったよ ごめんね ごめんなさい