獅子のカドリール
明るい明るい明るい朝に目も眩み眩み眩み続け
見るべきものを見ずに済む夜明け夜明け夜明けよ
病が気から気から気から生じるのではなく
気こそが病から生まれ生まれ生まれるのだということを
言語に絶し絶し絶し尽くせぬ虚ろ虚ろ虚ろなる眼差し
雨の雨の雨の叩く叩く叩く音の家の家の家の家の
屋根の屋根の屋根の下の下の下の下で
明日の明日の明日の明日の来る来る来る夢を
白き白き白き白き精の精の精の精の望むままに
眠れ眠れ眠れ夢の中で爆ぜろ爆ぜろ爆ぜろ
挽かれた豆のごりごりと頭蓋の裏を突くキツツキの血塗れの頭皮を
毟る毟る毟る野人の毛むくじゃらの赤い口の食み出した牙の茎の根が
握る握る握る骨の角度を携え損ねたひねりそしてねじりそしてよじれ
獅子の獅子の獅子の四肢が四肢が四肢が絶たれ断たれ裁たれ祟れる
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