●詩とは何であるか? あるいは何でないのか?
●詩とは何であるか? あるいは何でないのか? 四十四問答
- 詩は言葉というよりは沈黙である。
- 詩は答えというよりは問いかけである。
- 詩は本質というよりは周縁ないし境界である。
- 詩はおそらく目的でも手段でもない。
- 詩は定義というよりは不定であり、ともすれば不義である。
- 詩は「〜である」というよりは「〜でない」である。
- 詩は指針というよりは岐路である。
- 詩は道というよりは散歩である。
- 詩は「こころ」というよりは「からだ」である。
- 詩は平和というよりは闘争である。
- 詩は物語というよりは断章である。
- 詩とは師ではなく肢である。
- 詩とは我ではなく爾である。
- 詩は救いというよりは赦しである。
- 詩は創造でも破壊でもない。
- 詩は成功でも失敗でもない。
- 詩は大地ではなく裂け目である。
- 詩は踊りのない振りである。
- 詩は振りのない舞いである。
- 詩は舞いのない踊りである。
- 詩は楽園というよりは追放である。
- 詩は聖でも穢でもなくただ「別」や「浄」である。
- 詩は繋がりというよりは断絶である。
- 詩は内容というよりは外殻である。
- 詩は記憶というよりは忘却である。
- 詩は動というよりは態である。
- 詩は健康というよりは、病であり、傷であり、疲労であり、倦怠である。
- 詩は快というよりは怪または悔、ないし介である。
- 詩は経典というよりは読経の手前の咳払いである。
- 詩はギャロップというよりは、ピルーエットである。
- 詩は食事というよりは飢餓である。
- 詩は愛というよりは慈悲である。
- 詩は作品というよりは書きかけである。
- 詩は合一というよりは剥離である。
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