ぼくたちだけは囲えないぼくたちのうた

囲い ワイヤー 柵 画像 詩


ぼくたち何かを囲うもの

空っぽだけれど囲うため

いつでも何かを待ってるよ

囲いたいものないけれど

囲わされるのを望んでる

囲いの入り口ないけれど

囲うときには広がるよ

囲いの出口もないけれど

囲いの上から取ればいい

どんな品でも囲うから

核なきぼくらに核おくれ

はみ出たようでも囲い済み

となりの囲いに分けもいい

となりの囲いと繋がって

大きな囲いになってもいい

ぼくらは整列とくいだよ

背でも番でも逆さでも

中身を寄せるも自由自在

隠れて見えなくなったとしても

そこにいるのは変わらない


ぼくたち何かを示すもの

囲いの中から囲いの外の

何かを囲って見せたげる

隣の囲いの中のもの

隣の囲いのそのまた隣

囲いの敷地の隣の敷地

敷地の領土と異なる領土

正しく示して許しがあれば

いつでも繋いで見せたげよう

囲ったものと見えるもの

違っているけどそれでいい

囲いの中の囲いも大事

肝心なのは位置関係

ズレない心算が置き換えられて

やりそこなっても囲うから

正しく何かを示しておくれ

ぼくらは何かと等しい囲い

ぼくだけのものは囲えない

ぼくだけのぼくを塗れもせず

ぼくを忘れた白い布地を

背中に背負って君を待とうか

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