足の短い酒好きの男へ捧げるうた


足の短い酒好きの男

誰も飲まないコーヒーの豆を挽いて

眠りこける

パイプのけむりを燻らせながら

足の短い酒好きの男

誰も蹴らないゴム毬を抱いて

眠りこける

湯の花を掬い上げながら

足の短い酒好きの男

誰も観ない舞台にのぼって

眠りこける

星の道筋をなぞりながら

足の短い酒好きの男

誰も愛さない女を好いて

眠りこける

また さよならを告げながら


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