小火・墓や・している
なんだろうこのなんとも言えない感覚は
故人のおいしいエピソードとはなんだろう
故人の死が きっかけとなる集まり
だがたいした思い出話もなく なんだか口にできる雰囲気でもなく
その場に集った人々を楽しませようとする努力のあと
湿っぽいのが嫌なんだろうという空気
湿っぽいのを受け止めることのできない空気
笑いを止めることが躊躇われる
それは 笑いを大事にしているというよりは
「笑いを失わされた人間」がもつ暴力性を恐れての臆病心
愛想笑い 疲れながら
変えることもできず 疲れている
ああ 故人はもういないのだということ
生きていく人々の 暴力的なまでの生
死者は語らず 居らず 変わらず
生きているはずの自分も語ることはなく 居ることはなく 変わることはない
なぜここにいるのかは自分でもわからず
その理由を生み出そうという気概もない
愚か者なのかもしれない
くだらない人間なのかもしれない
でもどれもしっくりこない
なにか つくらなくては
つくるために
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