君の惰容と惰容の君に

いつもお祭りは君の遠くで賑やかだ

アマルグラ、アマルグラ

繰り返す祈りの言葉

シンバリロが鳴り響く

小さな響きが連なって

エスクイロンが鳴り響く

大きな響きが遠くに渡る

アマルグラ、アマルグラ

丸見えの骨格が磔になった 

ステンドグラスを透かしてみれば

首なしの侍祭が幼子を見守り旗を振る

アマルグラ、アマルグラ

今日も眠れない墓石が

二度と目覚めない車輪を

ティソーナで刺し貫いて

紅い油を注いでいる

アマルグラ、アマルグラ

繰り返す祈りの言葉

いつもお祭りが遠くで賑やかだから

君は泥沼の底で焦げ付きながら這っている

カテドラよ 盾の乙女よ

黙したまま君のために祈り給え


©依田稽一


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